「人」の豊さを中心にデザインされたオランダのサイクリング文化とは?

DUTCH CYCLING EMBASSY Presents オンラインイベント

日時:2021年7月7日(水)/8日(木)15時〜17時(両日)
初日テーマ:「サイクリング文化とその可能性」
二日目テーマ:「日本でサイクル文化を発展させるには?」

参加登録(無料):https://dutchcycling.nl/en/cycling-in-japan-digital-exchange

モデレーター:アンドレア・ポンピリオ


初日(7/7)ゲストパネリスト:
  • ロブ・ファン・デル・バイル
     都市設計で「モビリティプランニング」の第一人者・ゲント大学客員教授
  • ウィレム・スネル
     建築家・ランドスケープデザイナー
  • クリス・ブラントレット
     Dutch Cycling Embassy コミュニケーションディレクター
  • 永山祐子
     建築家
  • 竹内昌義
     建築家・東北芸術工科大学教授
  • 鈴木啓太
     プロダクトデザイナー
  • ディビット・ロバート
     VanMoof 日本ブランドコンテンツ&マーケティングマネージャー

二日目(7/8)ゲストパネリスト:
  • ロブ・ファン・デル・バイル
     都市設計で「モビリティプランニング」の第一人者・ゲント大学客員教授
  • ウィレム・スネル
     建築家・ランドスケープデザイナー
  • クリス・ブラントレット
     Dutch Cycling Embassy コミュニケーションディレクター
  • 卜部直也
     神奈川県真鶴町 政策推進課
  • 片岡大造
     元サイクルラック協会理事長・元日本シェアサイクル協会理事
  • 村上清徳
     東京都建設局 道路保全担当部長
  • 内藤廣
     建築家・東京大学大学院名誉教授

2021年7月77日と8日の二日間に渡って開催される、日本では第一回目となるDutch Cycling Embassy 主催のオンラインイベント。自分の子供の教育をきっかけに、コロナ化の2020年に家族をオランダに移住させ、日本との行き来を繰り返す中、これからの時代の考え方・生き方のヒントに出会えたように思える。オランダで生活をする中、とにかくみんな自転車で移動する。自転車の専用道路も歩道もしっかり整備されていて、車道に与えている道幅が狭いのに気が付く。街を見るとハブである駅が中心となり、その地下には見たこともない綺麗で巨大な駐輪場。駅の駐輪場から自転車専用道が走り、全てのルートとつながっていて、専用道のネットワークが至るところにできている。また、公共交通機関との連携もしっかりできていて、自転車をバスや電車に乗せ、目的地に着いたら、そこからまた自転車で最終目的地に行く。経済的で、健康的で、排出ゼロで、格差もなく、渋滞のストレスも一切ない。しかも安全で、年齢関係なく簡単に移動ができる!インフラも専用の橋や街と街を繋ぐスーパーハイウェイなども作られている。さすが自転車大国。
温暖化の問題、社会格差の問題、政治の混乱、自然破壊、紛争など、世界が解決しなければいけない課題が山積みだ。そこに人類の脅威として現れたコロナ。ようやく人類は一緒に問題を乗り越えなければいけない時代が到来した。シンプルに人間の真の豊かさの追求が始まっている。その鍵は、最もアナログなサイクリングにあるかもしれない。
オンラインイベントでは、世界を代表する専門家たちと日本を代表するチェンジメーカーたちが、日本におけるサイクリングの可能性についてディスカッションを行います。